織田弘起(外科学第二講座/浜松医科大学)
2024年11月、ボジョレーヌーボー解禁の少し前に、わが家に第一子が誕生しました。以前より夫婦で協力して子どもを迎える準備を進めていたため、12月中旬から1ヶ月の育休を取ることを決意しました。育休取得にあたり、3か月以上前から竹内教授や所属長の先生方、さらに同僚や後輩の先生方にも相談したところ、皆様から快諾をいただけたことに感謝しております。
実際に育休が始まると、想像以上に慌ただしい日々に直面しました。あらかじめ某育児雑誌を読んだり、市が主催するセミナーに参加したりしていたのですが、「百聞は一見に如かず」という言葉のとおり、抱っこやおむつ替え、授乳、沐浴、寝かしつけなど、すべてが初めての連続でした。加えて、自炊や掃除、洗濯も必要になるため、1日がとても長く感じられたのを覚えています。
特に我が家では混合授乳を選択しており、妻は2~3時間ごとに夜中も起きて授乳を行っていました。これが3か月程度続くため、例えるなら「3ヶ月間当直をし続ける」ほどの大変さです。そんな環境下で育児を続ける「母」の姿には、畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。
少し話が逸れましたが、十分な睡眠を確保できない妻の負担を軽減し、昼寝や入浴、気分転換のための外出時間を増やすうえで、育休は非常に価値ある期間となりました。また、子どもと毎日触れ合う中で感じたのは、驚くほどの速さで赤ちゃんが成長していくということです。その急激な変化を妻と一緒に体験できたことは、人生の中でも大きな意味を持つ出来事でした。
振り返ってみると、育休を取ったことで妻を支え、子どもの成長を間近で見守れたのはかけがえのない時間でした。仕事もやりがいがありますが、育児を通して自分自身の変化・成長を実感できたことにも、深い喜びを覚えています。
最後になりますが、この場をお借りして、第二外科の皆様にも改めて心より御礼申し上げます。
実際に育休が始まると、想像以上に慌ただしい日々に直面しました。あらかじめ某育児雑誌を読んだり、市が主催するセミナーに参加したりしていたのですが、「百聞は一見に如かず」という言葉のとおり、抱っこやおむつ替え、授乳、沐浴、寝かしつけなど、すべてが初めての連続でした。加えて、自炊や掃除、洗濯も必要になるため、1日がとても長く感じられたのを覚えています。
特に我が家では混合授乳を選択しており、妻は2~3時間ごとに夜中も起きて授乳を行っていました。これが3か月程度続くため、例えるなら「3ヶ月間当直をし続ける」ほどの大変さです。そんな環境下で育児を続ける「母」の姿には、畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。
少し話が逸れましたが、十分な睡眠を確保できない妻の負担を軽減し、昼寝や入浴、気分転換のための外出時間を増やすうえで、育休は非常に価値ある期間となりました。また、子どもと毎日触れ合う中で感じたのは、驚くほどの速さで赤ちゃんが成長していくということです。その急激な変化を妻と一緒に体験できたことは、人生の中でも大きな意味を持つ出来事でした。
振り返ってみると、育休を取ったことで妻を支え、子どもの成長を間近で見守れたのはかけがえのない時間でした。仕事もやりがいがありますが、育児を通して自分自身の変化・成長を実感できたことにも、深い喜びを覚えています。
最後になりますが、この場をお借りして、第二外科の皆様にも改めて心より御礼申し上げます。