村上智洋先生の下記論文がcancersに公開されました。
村上智洋先生の下記論文がcancersに公開されました。
論文名:Contrasting Roles of Programmed Death-Ligand 1 Expression in Tumor and Stroma in Prognosis of Esophageal Squamous Cell Carcinoma
村上先生 おめでとうございます!
食道扁平上皮癌の化学療法として、免疫チェックポイント阻害剤が使用されるようになりました。
これに伴い、日常臨床での重要なバイオマーカーであるProgrammed cell Death ligand 1(PD-L1)の測定機会が増加しています。
本論文では、免疫組織学的染色を活用し、食道扁平上皮癌の腫瘍部と間質部におけるPD-L1の発現量を、AI補助下の機械学習を用いて定量化しました。
そしてPD-L1の発現量が臨床病理学的意義、患者の予後、再発時の治療反応性にどのように影響するかを詳細に探求しました。
この研究を通じて、腫瘍部と間質部でPD-L1が果たす役割に違いがあることが明らかになり、将来の個別化治療への応用に向けた重要な発見であると考えられました。
本論文の執筆に際して、竹内教授をはじめ、外科学第二講座および病理診断科のスタッフの皆様からご支援を賜りました。ここに心より感謝申し上げます。
村上智洋
論文名:Contrasting Roles of Programmed Death-Ligand 1 Expression in Tumor and Stroma in Prognosis of Esophageal Squamous Cell Carcinoma
村上先生 おめでとうございます!
食道扁平上皮癌の化学療法として、免疫チェックポイント阻害剤が使用されるようになりました。
これに伴い、日常臨床での重要なバイオマーカーであるProgrammed cell Death ligand 1(PD-L1)の測定機会が増加しています。
本論文では、免疫組織学的染色を活用し、食道扁平上皮癌の腫瘍部と間質部におけるPD-L1の発現量を、AI補助下の機械学習を用いて定量化しました。
そしてPD-L1の発現量が臨床病理学的意義、患者の予後、再発時の治療反応性にどのように影響するかを詳細に探求しました。
この研究を通じて、腫瘍部と間質部でPD-L1が果たす役割に違いがあることが明らかになり、将来の個別化治療への応用に向けた重要な発見であると考えられました。
本論文の執筆に際して、竹内教授をはじめ、外科学第二講座および病理診断科のスタッフの皆様からご支援を賜りました。ここに心より感謝申し上げます。
村上智洋