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治療法の紹介


浜松医科大学の外科診療は外科学第一講座と外科学第二講座が担当しております。
外科学第二講座は上部消化管外科、下部消化管外科、肝胆膵外科、血管外科の4つの部門からなり、それぞれが専門とする疾患の診療にあたっています。
最近の外科手術の進歩により、これまで以上に専門的かつ高度な手術手技が必要とされています。
外科学第二講座では各部門とも全国レベルの知識および技術を持ったスタッフが専門性を担保しながら、互いに連携、協力して診療と研究、教育にあたっております。

食道癌について①

食道はのどの付け根からはじまり、胃の入り口までをつなぐ25cmほどの細長い消化管です。ここにできたがんが食道がんです。が…

食道癌について②

食道がんと診断された場合は、まず精密検査により、がんの進行度と全身状態を見極め、最も適した治療法を決めていきます。がん…

胃癌について①

胃は’みぞおち’のあたりにある袋状の臓器で、口から摂取した食べ物は食道から胃に入り、胃から十二指腸へと流れていきます。…

胃癌について②

胃がんそのもの(原発病変)の深さや転移の程度(リンパ節転移、遠隔転移:肝臓、肺など)などを総合して臨床的な病期(ステー…

GIST(消化管間質腫瘍)について①

GISTはgastrointestinal stromal tumorの略で、日本語では消化管間質(かんしつ)腫瘍と呼ば…

GIST(消化管間質腫瘍)について②

遠隔転移のないGISTあるいはGISTが強く疑われる腫瘍に対しては、原則的に手術治療を行います。組織採取が難しくGIST…

肥満減量外科治療について

肥満とは、体格から推定される標準量を超える脂肪が蓄積している状態で、アメリカ国立衛生研究所 (NIH)の声明によると理…

潰瘍性大腸炎の外科治療

近年の潰瘍性大腸炎の内科治療(薬物療法)は著しい進歩があり、手術を回避できる患者さんが増えました。一方で、一定の割合で手…

クローン病の外科治療

近年のクローン病の内科治療(食事療法・薬物療法)は著しい進歩がありますが、一定の割合で手術が必要となる患者さんがいます。…

肝臓癌について①

肝臓にできる癌で最も頻度が高いのが肝細胞癌で全体の約9割、残りの1割が胆管細胞癌という比較的まれな癌があります。肝細胞癌…

肝臓癌について②

肝機能が良い患者さんでは色々な治療法の中なら最も治療効果の高い方法を選択しますが、肝機能が悪い患者さんでは、治療効果だけ…

膵癌について①

膵臓は胃の裏側にある長さ20cmほどの左右に細長い臓器です。膵液など食べ物を消化するための消化酵素を産生する外分泌機能と…

膵癌について②

<手術> 膵癌を根治できる唯一の方法です。膵臓の手術は腫瘍の部位により異なります。頭部に出来た場合は膵頭十二指腸切除術が…

下肢閉塞性動脈硬化症について

主に足の動脈が動脈硬化をきたして、狭くなってしまったり閉塞してしまったりして、足の血流が悪くなり様々な障害をきたす病気で…

腹部大動脈瘤について
〜開腹手術・ステントグラフト内挿術〜

腹部大動脈が通常の1.5倍以上に拡張した状態であり、65 歳以上の男性10%が罹患するとされております。AAAは3cmを…

下肢静脈瘤のカテーテル治療
~ 血管内レーザー焼灼術 ~

下肢静脈瘤とは足の血管が浮き出て目立つ病気です。この目立つ血管は皮膚近くの静脈ですが、なぜ目立つようになるのでしょうか…